こんにちは、STAFF Shioriです。普段は店頭で接客させていただいたり、広報としてSNSの発信を担当しています。お客さまとの会話や情報発信を通じて商品の魅力やここだけの裏話(!)などもお伝えできればと思いますので、これからどうぞよろしくお願いします。
それでは早速ですが新しく取り扱いがはじまったブランドをご紹介したいと思います。
独特な存在感を放つバッグブランド、eb.a.gos[エバゴス]。
eb.a.gosとはデザイナーである曽我部 美加さんが立ち上げたブランドで、自身の姓をローマ字( sogabe )で逆さまに並べた際に“bag”の文字が入っていたことが由縁で名付けられました。“自分が持ちたいと思うバッグ”をテーマに、素材にもこだわった独創的で唯一無二なデザインが多くの人々を魅了しています。
バイヤーが自信をもっておすすめできると話すeb.a.gos。家にいくつものコレクションがあるほどのカゴ好きで、東京出張の際に初めて見たeb.a.gosのバッグに衝撃を受けたことがきっかけで取り扱うことを決めたそうです。
カゴ以外にも様々な素材を用いてバッグをつくっているeb.a.gosですが、その中でもバイヤーの目を惹いたのがPVC加工(ビニールコーティング)を施したトートバッグ。雨の日でも安心して持つことができる素材と、程よい光沢感がレザーのようにも見えるためオンオフ問わず活躍するデザインが気に入っているそう。実際に商品を使ってみて良さを体感したからこそ、説得力をもってお客さまにも紹介できると話していました。
かくいう私もeb.a.gosに魅了された一人ですが、その存在を知ったきっかけがとある雑誌のスナップ写真でした。冬の着こなしに合わせたスタイリングは、カゴバッグといえば夏のイメージしかなかった私に強い印象を残したのを覚えています。後にブランドについて調べるも高知県内では取扱店もなかったため実物を見れる機会もほとんどなく、いつしか憧れのブランドとなっていました。
そんなeb.a.gosを2024年秋冬コレクションからMIDLAND SHIPでご紹介させていただけることになりました。
実際に手に取ってみて伝わってきたのはその丁寧なものづくり。
使用しているのは籐の中でも高い耐久性をもつ紅籐(べにとう)。ツル状の籐を編む前に水に浸し、柔らかくしてから編んでいくそうですが一般的な籐は10分程度で柔らかくなるのに対し紅籐はなんと1日もかかるのだそう。使い込むほどにツヤが増し、色濃く変化していくのも特徴です。
内ポケットに忍ばせた小さなミラー、シーズンごとのテーマによって変わるチャーム、アレンジ可能な取り外しできるかぶせなど、細かいディテールまでこだわったデザイン。職人による丁寧な手作業で生まれるその佇まいに、こちらもつい背筋が伸びる思いでした。
今回入荷したのはバッグ数型ではありますが、これから来年の1月にかけて少しずつ届く予定です。バッグだけではなくお財布やキーホルダーなど小物類もセレクトしていますのでどうぞお楽しみに。